平成18年度活動実績
1.日本油化学会
45回日本油化学会年会 ランチョンセミナー
平成18年9月8日(金)に東京理科大学(野田キャンパス)にて洗浄・洗剤部会ランチョンセミナーを開催しました。本部会のランチョンセミナーは昼食をとりながら洗浄に関する技術の中で、皆様のご関心の高いテーマをひとつ取り上げ、講師の先生によるご講演を約一時間行いました。その後、参加者の皆様と本テーマについて気軽に情報交換並びに議論をしました。
主題 : 環境配慮と洗浄
(1)「洗浄分野におけるLCA実践の現状と課題」
講師 (共立女子短期大学) 山口庸子 氏
2.第38回洗浄に関するシンポジウム
当会 洗浄・洗剤部会主催により「第38回洗浄に関するシンポジウム」を開催しました。
詳しくはシンポジウムのページをご参照ください
主 催 日本油化学会 洗浄・洗剤部会
日 時 平成18年10月19日(木)〜20日(金)
会 場 京都テルサ (京都府民総合交流プラザ内)
京都市南区新町通九条下ル
TEL 075−692−3400(代)
3.メンバーズセミナー(部会員限定)
講師:ライオン(株)ファブリックケア研究所 主任研究員 岡本貴弘氏
日時:平成18年5月19日(金)16:00〜17:30<BR>
場所:油脂工業会館9階 会議室
東京都中央区日本橋3-13-11 (地下鉄銀座線・東西線・浅草線 日本橋駅より徒歩5分)
概要:ライオン(株)では1986年より、固体触媒技術をキーテクノロジーとして2つの新規なポリオキシエチレン型非イオン界面活性剤(ナローレンジエトキシレート、メチルエステルエトキシレート)の開発を行ってきました。今回は、それら界面活性剤の合成手法と特徴について概説して頂きました。
概要:ぬれ性の指標である接触角について、接触角ヒステリシスの原因、接触角測定の実際、接触角からの表面自由エネルギーの見積もりについて説明し、固体表面の乾式処理や湿式処理により、ぬれ性を変化させた研究例を紹介して、ぬれ制御の指針を示していただきました。
概要:界面活性剤の生態リスクについて、急性水生生物毒性、生分解性、有機汚濁負荷等の観点から概説すると共に、従来のリスク評価法ではカバーできなかった界面活性剤の特性に関連する注意点について御講演を頂きました。